学童保育「たけのこクラブ」の2017年キャンプ報告です。
寄稿: 1年男子 父
今年も学童保育恒例のキャンプの日がやってきました
子供たちは勿論、親や、たけのこクラブを卒業したOBの
お兄さん、お姉さんの有志の方、またその親御さんたちと
毎年7月末の金、土、日曜日の三日間、丹沢や道志川周辺の
キャンプ場へ大集団でキャンプへ行きます
子供たちは夏休みの少し前から、キャンプへ向けて野菜を
切るための包丁、ナイフの使い方やスタンツで踊るダンスのなど、このキャンプへ向けて準備練習を始めます。
大人たちもキャンプ係を中心に有志の方にお手伝いを頂き
備品のチェックやファイヤー、BBQなどで使うマキ運び
キャンプ出発前日にはトラックへの荷物の積み込み等
この日に向けて協力しあいます。
この毎年のキャンプが、子供たちの夏の楽しい思いでと
して残せるには、いろんな方がたの協力があってこそなのです。
まあそれはともかく今年は7月28、29、30日の三日間
雨が降らなければいいけど、、、、、親、子供、OB等あわせて
100人以上の参加となり、いざ出発です。
久保キャンプ場に到着大人数だから貸し切りなのだ(古っ)
去年と同じく今年も道志川沿いの久保キャンプ場にやって
来ました。国道から細い急な坂道を降りていくと、森や川が崖に囲まれ、こじんまりそしてとても気持ちのいい
ところにこのキャンプ場があります。
バス2台に乗り込み無事にキャンプ場へ到着。先発のトラックも無事に到着し、早速大人たちみんなで荷降ろしです。
最初のアクティビティーは子供たちが楽しみNo.1の川遊びです。このキャンプ場に隣接している川は、流れの速さも丁度よく、監視の目が届く広さのきれいな川です。
まずは安全第一。水着に着替えた焦る子供たちの気持ちを
整えつつ、でも大人たちも待ちどうしかった川遊びを早速楽しみました。
なんとターザンロープも設置されていて、子供たち大人達も川へドッボーン! おおはしゃぎでした。
そして実は以外と川の水は冷たいので、寒さを感じた子供たちはたき火にあたったり、これまたチョー気持ちいい
ドラム缶風呂に入り、暖をとりながらまた川へ遊びにいきます。仲間が大勢なのでとっても楽しい時間でした。
夕ご飯はカレーを作りました。子供たちはいくつかの班に
分かれ、ピーラーやナイフを使ってお肉や野菜を切っていきます。高学年の子供たちはもう慣れた手付きで切っています。
何年か前から密かに人気のクリームシチューも作ります。
ご飯を食べたらみんなで後方付け。班長の言いつけに従い
みんなで協力しあうことを経験します。
その後、各班の班長は会議をして今日の反省等を話あいます。
ただ遊ぶだけではなく、団体行動の中で自分はどう動いたら
良いか、また、リーダーはどう指示をしたら皆が動いてくれるのかや、大人達への礼儀など教育(まじめな)時間も
キャンプの中での大切な時間です。
そしてほどよく暗くなってくるとファイヤーに火が入ります。 「山の神」によるファイヤーの受け渡し後、炎が一段と大きくなりキャンプファイヤーの始まりです。
子供たちはこの日の為に練習してきたスタンツを披露します。早く踊りたくてうずうずしている子、少し恥ずかしながら踊る高学年の女子もいますが、どの顔も普段の家の中の
生活では見られないよそいきの顔。男の子も女の子もかっこよくて、可愛らしく、ついつい我が子ばかり見つめてしまう私達です。
実は大人のスタンツの時間もありまして、今年は有志の方に
集い、朝練までした「パーフェクトヒューマン」を踊りました。もちろん子供たちも大喜びでじっとしていられるわけもなく、アンコールで子供も一緒になって、みんなで首を曲げたり、コブシを突き出したりして大盛り上がりでした。
この後子供たちは就寝、大人は場内にある露店風呂やコインシャワーで汗を流し、一日の疲れを取ります。しかし、、、
大人達は、これから反省会?(飲み会)。。。。盛り上がり過ぎて声が大きくなると子供たちからクレームが、、、、、、
子供たちの事や普段の生活の事など相談、話題になり
お酒も入っているので、互いにあまり知らない同士の大人たちの距離も少し近づく楽しい時間です。
このキャンプ場ならではですが、大人数で訪れているので
他のお客さんを入れないいわゆる貸し切りにしてくれます。
そのことがまた、一体感を産み、とても過ごしやすく、
安心して楽しめます。
二日目は無情の雨
キャンプ二日目の朝食は単純簡単でも美味しいカートンドッグです。
パンにソーセージを挟み、アルミホイルで包みそれを1ℓの牛乳パックの中に入れ込みます。網の上にのせて牛乳パック
に火をつけ、牛乳パックが燃え尽きたたら食べごろです。
パンのホクホク感が何とも言えずにとても美味しいです。
大人達にはコーヒーもありまして、これまた目の前の森や
川の自然をみながらの朝のコーヒーは格別です。
午前中、午後と川遊びをしました。
お昼ご飯は各班に分かれて流しソーメンを食べました。
子供たちの中でも器用な子はスーッと上手にすくいます。
うちの子は初めてでしたが以外と上手にすくっていました。
川で遊んだあとは子供たちにも露店風呂に入れて暖を
とらせます。しかし、ここでも大はしゃぎ!普段の生活
より120%ぐらい元気にはしゃぎまわっています。
二日目の夕ご飯はBBQをしました。肉や野菜を鉄板で焼き子供たちも火の番をしたりと、楽しく過ごしました。
大勢で食べるといつもより美味しく感じますよね。
さー今夜は花火もあるしまた盛り上がるなーと思っていたらなんと、無情にも雨が、、、、、、最初は小ぶりだったのに
だんだん強くなってきてしまい、残念夜の外の行事は中止とし、屋根のあるところで、室内ゲーム等をして過ごしました。
最終日の朝食を軽くすませ、荷物整理、お借りした場所の
清掃など、高学年の子は低学年の子の面倒をみたりと
皆で協力して型付けをします。キャンプ場の方々に挨拶をして帰路につきました。
意外を発見
このキャンプは学童の一番のイベントです。
大人は一年生の親を除き、あえて自分の子供とは違う班に入って行動をします。そのことで、いつもの生活と違う自分の子供を客観的に見ることができ、団体行動のなかでは、うちの子「こんなにしっかりしているんだ」とか、「意外とおとなしい子なんだな」等、新たな一面を発見することが出来ます。もちろん 一年生ですと、ちゃんと友達と遊ぶことが出来ているかな?とか、大人の言うことをしっかり聞けるのか?等、心配事も少しは解消するかもしれません。
また、自分の子以外の子供たちに○○の父 ○○の母など
顔と名前を憶えてくれますし、親同士も知っている顔が増えて街のなかで会ったり、学校行事の時など挨拶やコミュニケーションも取りやすくなり、とても豊かになると思います。
かくして、来年は雨が降りませんようにと、今年の花火、
来年使えるかなぁと願って報告を終わります。
ご購読ありがとうございました。
PS今年のテーマは「ありがとう」
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