学童保育「たけのこクラブ」の2010年11月のイベント情報です。
2010/11/21(日)
第3回じょうしん福祉・健康まつり
開催場所: 上菅田小学校
11月21日の日曜日、上菅田小学校において、第3回じょうしん福祉・健康まつりが開催されました。
子ども達が学校で班を作ったり、係りのお仕事の割振りがあったりするように、学童では保護者にも係りのお仕事があったりします。
色々ある中で、年間行事の大きなイベントの一つである、学童まつりを担当した「まつり係」から、お祭りについて紹介します。
まつり係の活動は9月の保護者会(月1の集まりです)頃から本格的に始まります。
出展内容を考え、食べ物は食数をどうするか考えたり、チラシ内容や配布を考えたり、楽しい試食会タイムを設けつつ、指導員の先生方に迷惑をかけながら進んでいきます。
昔の学童まつりは、現在学童が入っている笹山団地の集会所の1階のスペースを借りて行ってきました。
二年ほど前から、近所の自治体のお祭り(じょうしん福祉・健康まつり)にお声をかけていただいて、第一回目から参加しています。
今年で三回目になるこのお祭りですが、今年は初めてお天気が良く(毎年ビミョーなお天気で、とっても寒空なお祭りが続いてました…)、人出も多く、大盛況でした。
このお祭りは、模擬店・フリーマーケットはもちろん、体育館で各団体の出し物があります。
もちろん、学童の子ども達も参加します。
今年も手話コーラスやけん玉ジンギスカンなどを披露しました。(みんな一所懸命でカワイイんです!)
来年は是非、会場に足を運んでいただき、見ていただきたいです!(親バカが入ってますが…)
さて、親はというと、焼そば・カレー・フランクフルト・ドリンクと飲食関係を売りつつ、子ども達に大人気のお菓子のつかみ取り・ゲームコーナー(ストラックアウト&ダーツ)を設けつつ、子ども達の手作り品の販売の後にバザーを出店しています。
そして、今年は綿菓子にも初挑戦しました!
そんな各売り場の声を紹介します。
<焼そば>
焼そばは手がかかるので単品での担当です。
お父さんが主力のキャンプ係が担当!
毎年、まつりで焼きそばは人気商品!去年完売したので、今年も昨年同様420食がノルマです!
えっ!?売り切れるの・・・!?不安が残ります。
20日(土)の前日準備は焼きそばの下ごしらえです。
父チームは小袋に入った麺をほぐし1回調理分ずつに分け、ひたすら麺の袋つめ。
野菜切りは包丁を使い慣れた母チームで、ひたすら野菜を切り続けます。(切った野菜の大きさ形に違いがあり各家庭の色が出ていました。この辺も学童ならではです。)
詰めても詰めても…、切っても切っても…、ですが、チームワークで、大量の具材をそろえました。
21日(日)いよいよ本番!父チームが焼き係、母チームは盛りつけ担当です。
チームワークも良く、だんだんスピードアップし、次々に焼き続け、盛り続けます。
今年の焼きそばは、いつもと比べ、ひと味違います!今年の調理担当には「鍋奉行」ならぬ『やきそば奉行』が登場!
詳細な焼き方、油・水の分量、隠し味、調味料の入れるタイミング等々の指導があり、今までの中で一番美味しいものが出来あがっていました。
そして、こだわりのお父さんのはからいで、500万年前の岩塩を隠し味で使っていました。
「焼そば奉行」が指導したこだわりの焼きそばの出来は、バッチグー!!売れ行きも好調。
一時は、間に合わずに行列が出来た程でした。(お待たせしてすみませんでした)
そして、予想を遥かに超える大盛況に、あっという間に完売出来ました。バンザーイ!!!
<カレー&フランクフルト>
手がかからないわけではないけれど、分割できるマンパワーもないので、役員係で担当しました。
何かしらトラブルが多いカレー。
今年はどうだったのかというと…。
前日準備は役員係の判断で、他の係よりも早くに出てきて野菜切が始まりました。
部屋中が玉ねぎのニオイにおいになるほど、野菜を切り続けました。(もちろん人参・じゃがいもも…)
玉ねぎを切っていないお父さんも泣いてました。
いつもより驚くほど早くカレーは出来上がりました。スゴイ!
しかし、4つの大鍋には微妙に出来の違うカレーが…アレッ!?
当日はブレンドしながら仕上げて販売!しかし、途中でごはんが切れたり、お皿が足りなくなったり…やっぱりカレーはやっちゃいました…でも、父・母達の連携プレーでなんとか乗り切りました。
たまたま、販売できなかった時に買いに来てくださったお客様、ごめんなさい。
フランクフルトは昨年までとは大きさが違いました。
これは、事前に色々なフランクを試食タイムで試食し、昨年とは違うフランクに決めてみました。
大きくなったこともあり、リピーターが出ない可能性があるので、売り切れるのか?と若干不安が…
そして、大きくなったことへの障害がもう一つ!フランクが解凍しきれていない!色々な場所で解凍するはめに…。
売り場の後ろでは、色々なところにフランクが転がるという、大変なことになっていました。
とにかくそれを焼き続けました。
最後の方にはホットプレート1で解凍し、カッセトボンベのコンロで焼き、ホットプレート2で最後の焼と保温という黄金手順を、焼いていた父・母達が手に入れていました。
手際よく焼きと売りをこなしてくれた父・母達に感謝です。
<お菓子のつかみ取り・ドリンク・綿菓子>
署名係の担当です。
当日は、学童の存続ともっとより良くしたい!の願いのもとに、毎年横浜市全体で行っている署名活動をやりながらの取組です。
子ども達に大人気のお菓子のつかみ取りは、宣伝なしでもリピーター続出!
ひとつでも多くつかもうと真剣になる小学生、つかみ取りの意味が分からず何度やってもひとつしかつかまない幼児・・・出店しているこちらも、心の中で「がんばれ!」と一喜一憂しながら、大きな袋にいくつも用意したお菓子は終了時間を待たずして完売!大好評でした。
なんと言ってもビックリだったのはドリンクです。
毎年ビミョーなお天気のため、売れないドリンク…。
今年は天気がよさそう!ということもあり、前日に追加購入して望みましたが、早々に売り切れの兆しが…。
売り切れごめん!でもよいか…とも思いましたが、来てくださったお客様に申し訳ないので、急遽追加購入に走りました。
でも、終了するころには、ほぼ完売!ビックリでした!!!
そして、なんと言ってもそして、今年初めての取り組みとなった綿菓子!
こちらの約1.5倍はあるライバル(?)の綿菓子を横目に、最初は売れ行きを心配したものの、気がつくと作りおきもいつの間にか一掃され、こちらにも行列が…!!慌てて作り始めるという一場面も…
飛んできたわた飴を頭に貼り付け、がんばって作り続けてくれた父・母達!ご苦労様でした。
作り方から売り方まで試行錯誤の連続でしたが、売れ行きも好調で、初回としては大成功でした!
<ゲームコーナー>
実は体力が必要なこのコーナーは、比較的父達が多い防犯・渉外係の担当。
ゲームコーナーは毎年ストラックアウトとダーツの2種類です。
今年も子どもたちが、お小遣いを握りしめて参加してくれました。
特にストラックアウトはいつも長い行列ができるほど盛況で、普段はゲーム機ばかりやっている子ども達も、体を使うゲームに真剣になっていました。
ゲームの得点に応じて景品がもらえるのですが、景品よりもゲームそのものを楽しんでいるようです。
何回も挑戦する子どもも少なくなく、景品をいっぱい抱えても、まだ挑戦する子ども達もいました。
賞品の減りが早く心配しましたが、バザーの品をもらったり、今年お初の綿菓子を景品にしたり、各コーナーの協力で沢山の子どもたちに楽しんでもらうことができました。
実は、ストラックアウトの的を戻したり、玉を集めるのは結構大変で、翌日は筋肉痛になるほどなのですが、当日は次々とやってくる子ども達の対応と笑顔で、そんなことも忘れてしまいます。
来年も沢山の子ども達が楽しめるよう、ゲーム道具を手入れして、長く続けていきたいです。
<バザー>
お母さん達の目利きがものをいうバザーは、親子交流会等をセッティングしてくれるレクリエーション係の担当です。
これは前日の品物の振り分けと値付けが大変です。
ゲームコーナーにまわした方が良い品の判断や、売らない方が良さそうなものの判断。
そして何より重要なのが値付け!付けに付けまくっていった値付けは、途中でテンションが上がり過ぎて笑いがこぼれるほど!
当日も目玉商品と決めたものを主軸に、途中でお客さんの減りを見極めながらディスカウントしたりと、臨機応変・テキパキと販売を続けました。
もちろん売れ残りもあるので、もっと早目に値下げしても…との反省もありますが、満足のいく売れ具合でした。
どの父・母も一所懸命に準備・販売・片付けと2日間に渡ってがんばってくれました。
そして、売り切った時、まつりが終了した時の父・母達の表情には、大人になって感じなくなった、小さい時には少しのことでいっぱいになった達成感のようなものが見て取れました。
本当に皆さんお疲れ様でした。
保護者も子どもと共に楽しんで行事に参加する、そんな学童が大好きです!
でも、やっぱり昼間見れなかった子ども達の演技を見ながら飲む、打上時のビールが最高ですかね!?
打上時には、まつり係の父母達は若干魂が抜き取られていますが…。
毎年毎年、昨年の反省を糧にして、少しずつ進化していく学童まつりです。
来年は、是非いらしてください。
以上、学童保育たけのこクラブの2010年度学童まつり報告でした。
▲ページトップへ